忙しくてブログを書いている時間がなく、実績が今頃になってしまいました。超簡単にサマライズしてみました。実際はA4サイズ、12ptで10ページにおよぶものです。
坂戸市環境政策課さんと協働の事業になるため、毎年提出しています。そのせいかとても風通しがよいのは確かです。協働の原点かなと思っています。
TNRの数(多頭崩壊を含む)
2020年3月13日に成立した新コロナ特措法に基づき、3月下旬からいつ出るかいつ出るかの状況下で緊急事態宣言が4月7日に発令され5月25日まで続きました。
生まれて初めてのこと故びっくりして4月は自粛となりました。コロナ禍の中、多頭崩壊の現場2件を含め手術できた猫の数は203となりました。
こちらはチームCさかどが依頼を受けて実際に入ったエリアで、坂戸市内の25地域となっています。
当チームではデータをエクセルに蓄積しております。ここには記載がないですが、丁目単位で蓄積しています。
そうすることで傾向分析が可能になり、その後の対策や計画に大変役にたちます。データの蓄積は要ですね。
令和元年は29地域でしたが今年は4地域の減になっています。4地域でコロニーを完全につぶした結果と言えます。
アンケート結果、簡単に
実は令和2年度の活動の指針にしようと事業初年度(令和元年度)の終わりごろにアンケートを取りました。
TNRを実際に行った坂戸市内の回答を得ることができる53人に令和2年3月中旬にアンケートを配布。4月23日を締切としました。
アンケート配布数:53人
回答数:40人
回答率:75.5%
アンケート集計はエクセルにて。単一回答方式。
その結果の一部分です。画像で。
事業としての評価もさることながら、ボランティアの評価も大事な要素になるだろうと項目を作りました。任意でコメントなども記載いただきました。ボラとしては、大変有意義なアンケートだったなと感じております。
坂戸市は糞尿トラブルなどがとても多いので、対処としてエサを出している場合は必ず敷地内に猫トイレを作ってもらうことを徹底する必要がありアンケートでその意向を聞きました。
「作りたくない」の理由が正しい知識からではないものがあるので是正が必要だと感じました。アンケートもするもんですね。
譲渡対応
令和2年度は、9件、総数17匹。赤ちゃん猫、子猫、成猫など訳ありにて対応しました。
多頭崩壊対応
実際に手術を実施したのは2件ですが、実は対応は3件です。手術対応をしなかったのは飼い主の希望で全て自力で行うとのことでした。当チームとしては見守りの状態です。
野良猫被害対応
市役所に連絡が入るもので、実際に当チームが動いたものは3件。電話で対応可能なものは電話にて。ひと月10件~30件位あるそうです。
当チームからどのように回答すれば良いかアドバイスを出しています。又、当チーム作成の「のら猫対策48の方法」もお配りしています。
啓発活動
コロナ禍でなかなかイベントの組めない中、5つの大きな啓発活動を行いました。
◆ペット防災関係が3つ(推進員として)
◆捨て猫防止ポスター貼りが1つ
◆地域猫活動のお話会1つ
地域猫活動支援
二つの地域猫活動が立ち上がりました。二つとも自治会承認のトップダウン方式によるものです。
令和2年度に種まきをしていたあるエリアも令和3年度に立ち上がりました。こちらは自治会長さん自らが地域猫の会の会長さんになって頂けまして、感謝です。
3つの地域猫活動をボランティアとして支援していきます。
エリア的にはもう一つ立ち上げたいエリアがあるのです。根回し中。
手術をしたからと言ってそれを地域猫というのは完全に間違いです。又、管理をしていると言っても周囲に周知できていない場合も地域猫活動とは言えません。(埼玉県地域猫活動ガイドラインより)
近隣の住民同士が情報を共有し、手術後の猫、新入り猫の管理をするのが地域猫活動といいます。又、糞尿トラブルには真摯に対応できる能力が必要です。
当チームでは住民の方々にそのように支援しています。
市民相談いろいろ
チームCさかどは、ホームページを持っているだけで、SNS関連は一切やっておりません。が、なぜかよく電話がかかってきます。
のら猫、飼い猫、小川町やときがわ町、鶴ヶ島町、毛呂山町など、相談内容もいろいろです。
「私は寄付も募っていなければ、愛護団体でも保護団体でもありません。ただの市民ボラです。できることに限りがあります」と伝えて、今できるベストの回答をするようにしています。
今後も同じです。
プロジェクト
プロジェクトは2つ令和2年度に構想を練っていて、やっと令和3年度につなげられました。はりきってやっていきたいです。
◆ペット防災
◆譲渡システム