6月のTNR始まりました!

坂戸市広報の6月号に「どうぶつ基金の不妊去勢手術無料チケット配布」のお知らせが掲載されました。それを見た市民の皆さんからぞくぞくと依頼が来ています。

この無料チケットをもらうためには、市役所に登録をしなければなりません。登録にあたり、いろいろな書類の提出などあります。登録されればチケットがもらえるというわけです。

市役所にお問い合わせの市民の皆さんには、市役所からチームCさかどを紹介いただき、チームCさかどで直接お困りの市民の皆さんから話を聞き、どうするかを話し合い、その結果TNRとなります。

順調に進む場合とそうでない場合があります。

「順調に進まない場合」の実例をあげますね。

◆「飼い猫」の手術の無料チケットだと思い込む。出身はのら猫ですが、もう1年も家の中で飼っている状態は、のら猫から飼い猫に変身しています。ですので、この場合は残念ですが無料チケットの対象になりません。

◆「広報を読んだ。読んだけど、意味がわからない。」というご指摘もありました。わかる人にはピンとくるのかもしれませんが、なんでのら猫を無料で手術するんだ?という、ある意味、土俵に乗っていない認識の方もおられるということです。啓発しかないですね。

◆いきなり「捕まえたから病院に連れていってくれ」はできないです。動物病院は予約制です。土日はメチャ込みです。話合いによる段取りがきちんととれない場合は難しいです。チームCさかどは愛護団体ではありません。寄付も募っておらず、あくまで市民のボラ活動として動いています。

3件対応しました。写真で。

無料チケット1号さん。茶トラのオス。家にいついたそうです。とても人馴れしていて、すてえられたかもしれないとのことでした。依頼主さんはご近所さんの飼い猫は全部知っているとのことで、捨て猫確定とのことでした。
依頼主さんが一番手術を望んでいたメスのミーちゃん。朝晩きちんとご飯を食べにきていましたが、今回3回目のトライで捕獲できました。依頼主さんはひと安心しておりました。
依頼主さんは若いご夫婦で、飼い猫は2匹でどちらも保護猫だということです。このメス猫の子猫を捕獲したとのことで、馴らして譲渡にかけると言ってくださり、私としてはありがたいことです。子猫の譲渡は経験があるそうで相手の家も訪問してちゃんとチェックしたとか。このように市民の方でも小さな活動をしている方がいるんだとよくわかりました。
このメス猫は口内炎が酷いと病院で診断され、注射を打ってもらいました。私の自腹。医療費をどうするかが今後の課題ですね。