遵守するべきこと

こちらの画像の赤丸で囲んである部分を見て下さい。

◆上の赤丸について:
譲渡不可、コピー無効、野良猫限定(多頭飼育救済、飼い猫、保護猫、譲渡予定の猫には使用できません。)

有効期間以外の使用不可

◆下の赤丸について:
1.申請行政もしくは行政からチケットを譲渡されたボランティア本人がTNRを行うこと(代理の禁止)


2.行政からチケットの譲渡を受けたボランティアは、第三者へチケットを再譲渡しないこと。(譲渡の禁止)


3.営利目的でTNRをおこなわないこと。


4.どうぶつ基金のチケットを使用してTNRを行う場合、何人からも物品や金銭を受け取らないこと。
※寄付金、謝礼、捕獲手間賃、人件費、不妊手術費用および不妊手術以外の医療費(ワクチンやノミ駆除薬等)、交通費の実費(公共交通機関や高速代、タクシー代、ガソリン代等)等を名目として、金品を請求することは一切禁止とする。


5.病院受付時、本人確認のための身分証の提示に応じること。


6.住宅密集地でTNR活動を行う場合、
環境省が作成した「住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン」に沿った取り組みを行うよう努めること。


令和元年度はそれほどではありませんでしたが、令和2年度、令和3年度とどうぶつ基金のチケットの規制がきつくなってきました。

それだけ日本全国で問題が起きているということでしょう。

坂戸市民の皆さんは、坂戸市環境政策課に依頼すれば、のら猫の捕獲、手術、リターンは完全無料です。そうでないケースはありえませんので、ご注意ください。

又、最近の話ですが、「のら猫を飼い猫にした、無料で手術ができると聞いた。知り合いがそうしてもらった」と電話がありました。

これはありえません。のら猫は必ずリリースしています。全ての猫のリリース時を写真に収め、市役所に写真報告書として提出しています。

そのための写真報告です。ある意味当たり前のことで、当チームが遵守している証でもあります。

お陰さまで、誤解をされずに済んだ経験があります。このような経験です。

千代田はあまりTNRをしておりません。ある日電話で、「うちの猫が耳カットをされて戻ってきた、覚えがありませんか?」というものでした。

千代田で行ったTNRの猫の顔の写真を相手様に送りました。写真の中には相手様の飼い猫は該当しておりませんでした。

いつ、どこで、どの猫をTNRしたかという写真記録は大事です。今までの411頭全ての猫の情報と写真はきちんと保管してあります。

当チームは上尾の動物病院を指定しています。そこで私がこの目で見たことです。

女性、「チケットあげるよ」と言い、貰った人は「貰った―」と喜んでいました。まさに冒頭の写真のチケットでした。(行政枠かどうかはわかりません。)

「いるんだー!埼玉にも!」と思いました。埼玉で活動している私としては超不快でした!

どうぶつ基金が寄付で成り立っているからこそ、ルール下できちんとやろうとしている事業なのに、やるなと言われていることを、どうしてやるかな?