6月TNR 補助金と無料チケットを使い分けています その1

TNRの予定は、依頼主さまの都合もあります。動物病院の予約もあります。週に3-4件を承ってしまうと段取りが自分の理想とはうまくかみ合わないことがあります。

そんな時は、チームCさかど提携病院と無料チケットの使いわけをして調整をかけています。

でもね、補助金ももう使い終わる。もっと欲しいです。後期は奮発してだしてくれるとありがたいな。

手術日:6月18日

こちらの写真は、チームCさかど提携病院での手術。メス3匹のオス1匹。

毎日朝晩きちんとご飯を食べにくるとのことで、猫大好きご主人が増えては困るとTNR依頼をくださいました。実際2匹のメスが妊娠していたので、タイミングがとてもよかったケースだと言えます。増えるという心配事もなくなり、おいしいご飯をいっぱい出すとおっしゃっていました。のら猫だけど、ぜひ可愛がってあげてくださいね。

私はチームCさかどの提携病院で手術の助手をしているので、このような写真が撮れます。鎮静剤の注射もポン!と素早く打ちます。その素早さにいつも感心しかりです。

子宮と睾丸です。まだ子猫だったので、小さい子宮でした。もう一匹のメスは妊娠初期でした。
この子は生後半年位でしょうか。母猫より一回り小さかったです。臆病で母猫にうながされてご飯を食べるのだそう。決して自分からは食べに近づかないそうです。
これが母猫。真っ白です。子猫も真っ白。この母猫は妊娠中期でした。堕胎しました。ひかりペット霊園さんで供養していただきました。
これもメスで、妊娠初期。ちょっと長毛で、体自体は小さめでした。
こちらは茶白のオス。このオスは結構あちこちの家に出入りしていたらしく、別のご飯をだしている方からも相談がありました。後でわかりましたが、同一人物というか同一猫でした。ある意味複数のえさやりさんたちから存在を心配されているということはのら猫として幸せだなと思いました。もちろん、個人情報は一切出しません。

手術日:6月21日

こちらは、メス1匹、オス1匹。

依頼主さんは以前依頼をしてくださった若夫婦です。2回目の依頼でした。リピーターさんだ。今度も庭に子猫を連れて母猫が来たとのことで、さっそく捕獲しました。ターゲットは母猫だったのですが、オス猫も捕獲できました。うっそうとした木立があり、のら猫には生息しやすいのでしょうね。子猫は依頼主さんが捕獲して再び馴らして里親さんを探してくださるそうです。自分たちの生活もあるだろうし、その上で譲渡活動をしてくださるので、頭がさがります。ありがとうございます!

ミケのメス猫さん。ミケは多いですね。ミケとみたらメス確定ですからね。
捕獲器に入っていたオス猫。未去勢。オスとメスの両方を不妊去勢手術をするべきです。オスは穏やかになり、尿の匂いも薄くなります。メスを争ってのケンカもしなくなります。
これは手術の後ですが、耳カットの部分がうまく写真が撮れない場合が多いです。だから手術中の耳カットの写真を使います。特に耳部分が黒い毛の猫の耳カット写真は難しいですね。
知っている人は知っている、知らない人は知らない某神社。うっそうとした木立です。夏は涼しそうですよ。のら猫たちのお昼寝場所には最高でしょう。