6月TNR 補助金と無料チケットを使い分けています その2

こちらは無料チケット組。上尾までの搬送迎をします。往復2時間弱。もっと近隣にできてくれるといいのだけどなぁ。

堀先生は素晴らしい先生ですよ。山口先生のお弟子さんで、山口先生の開発したのら猫の避妊去勢手術式をマスターしていますから。愛護にも理解が深く「さすが北里」と言いたいです。

堀先生は、太っ腹なので、手術+3種ワクチン+のみだに下ろしの3点セットを無料にしてくださっています。これにも頭がさがりますね。

無料チケットのどうぶつ基金の佐上さんは、「メス4,000円、オス2,000円を獣医の先生がたにお支払いしています。時給にしたら10,000円だ」と豪語していますからね。これって材料費が入っていないでしょと思うわけです。

堀先生には本当に頭がさがります。だから大人気で予約が取りずらいですけどね。

手術日:6月20日

独居の高齢女性からの依頼でした。この方は若い時ご自分の家の周りののら猫を10匹以上避妊去勢手術をしたそうです。10年位はのら猫の姿をみなかったそうです。素晴らしいですね!

それがここ2年位ちらほら数匹位見かけるようになったそうです。それで依頼を頂いたというわけです。

ここ1週間、のらの子猫に縁側でちゅーるをあげていたら、子猫と母猫が家の中に入ってきたそうです。子猫は馴らして譲渡し、母猫は手術して外に放すというお話でした。

うまい具合に捕まえたいと思っていたのら猫オス1匹と入り込んだ母猫ともう一匹思い入れのあるメス猫のミケちゃんが捕獲できました。

思い入れのあるミケちゃん。猫嫌いのご近所さんがミケちゃんの産んだ子猫をすてたそう。ミケちゃんが一生懸命子猫を探している姿を見て涙がでたそう。私なら何してるんですかというけれど、昔の人は人間関係重視だからね。のら猫の命よりもご近所の人間関係。人生は人のために生きるのではなくて自分の信念で生きる方がいいと思います。私はそうしてます。私は天然ですがアホではないので感情的になりません。
こちらはちゅーるに誘われ、ずうずうしくも家に入り込んだ母猫です。それにしても上のミケちゃんとよく似ていますね。きっと姉妹でしょう。
この辺をかっぽしているボス猫らしいです。耳が切れていたので、ケンカばかりだったかもですね。でももう闘争はしなくてよくなったから。残りの余生を和と輪で生きていくんだよ。
堀さん。駐車場も拡張し、繁盛しているようでした。チケットもってのらの搬入も多くみかけますが、ごく普通のペットもいっぱい来ていますよ。どこかの獣医師がいう感染症なんてどこふく風って感じです。のらもペットも同じ屋根の建物におりますのよ。
3匹一緒にリリース。残りの人生をおばあさんからご飯をもらってのんびり暮らすんだよ。