第一段、4匹を避妊去勢手術しました。
この4匹の選別は、おなかが大きい感じがするのメス3匹、種オスの1匹の合計4匹でした。写真で経過もご紹介。
私は全てのキャリーケースあるいは捕獲器に個体の区別の名前をガムテープに書いて貼ります。手術前の写真を撮ります。手術後に受け取ったら再度写真を撮ります。これで中身が違っていたらすぐにわかりますし、耳カットがオスメス区別してきちんとできているかもわかります。術後、元の場所に戻すのですから、この確認はとても重要になると思ってやっています。
捕獲はとても簡単でした。人馴れのしている子が多いです。ちょっと距離を置いているのはあまり人馴れしていない子のようです。今回は人馴れしている子達で、ちゅーるでつって、ぺろぺろなめている間に首根っこを掴んでキャリーケースにポンと入れました。4匹全てすぐに捕獲できました。
たとう1



ガムテープに書いてあるようにして貰いました。
1)避妊去勢手術
2)3種ワクチン
3)コンベニア(抗生剤の注射)
4)ブラベクトプラス(お腹の駆虫とノミダニおろしが3か月続くもの、ノミダニおろしは通常は1か月ですが、劣悪な環境なので3か月にして貰いました。)
5)キャットコンボなし→ブラベクトプラスに変更のため
たとう2
この子はおなかのたるんでいた子です。とても元気なのですが、このたるみは何なのだろう、中に胎児が入っているのだろうかと心配でさっさか捕獲して連れて行って診てもらいました。結論は、以前にすごく太っていて急にやせたからお腹の皮がたるんだものだということでした。ああ、そうなんだと驚きと安堵とごちゃまぜの気持ちになりました。それとこの子は去勢済みでした。だから、メスと間違えたのです。
この子たちはご近所さんが玄関を開けるまでの何か月間は食わず飲まずで家の中にいました。ガリガリに痩せた子ばかりが外に飛び出して来て、この子もその中の1匹だったのです。家の中には絶命してしまった猫もいるようです。どんな気持ちで逝ってしまったかと思うと胸が締め付けられます。



たとう3



たとう4
メスを最優先だったのですが、このちゃ猫がメスに乗りかかっているという話だったので、さっさか手術した方がよいと思い、捕獲して連れていきました。




猫の様子
4匹を動物病院に迎えに行き、多頭崩壊の現場に連れていきリリースしました。昼頃でとても暑かったのでしょう。誰の姿もありませんでしたが、「帰ってきたよー」と声をあげたところ、どこからともなく3匹が姿を現しました。


関係部署に集まって貰い対応を話し合います
今回の多頭崩壊は、あと数日ずれていたら、飼い主も猫たちも絶命していたかもしれない現場です。
猫たちの命を繋ぐため、医療にかけるため、それは緊急性があったので、チームCさかどが支援品、支援金をお願いいたしました。その結果、予想をはるかに上回る支援品と支援金が集まりました。猫たちの命は繋がりました。
しかし、この先の猫たちの衛生面、健康面、又、この猫たちにエサをだしてくださっている方たちの衛生面や健康面、広くとらえれば、近隣住民の住環境の保全など、課題はまだまだたくさんあり、チームCさかどが全てをしょい込むことは完全に無理です。
で、思い出しました。何年か前に環境省と厚労省で通達、ガイドラインが出ていたのを。
それに基づいて、関係部署に集まって貰い、会議をしたいと思い、環境政策課にコーディネートを昨日お願いしました。
ご興味のある方はぜひ、読んでみてください。130ページくらいありますけどね。リンクを貼っておきます。
通知 環自総発第2103265号 令和3年3月26日
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/files/n_59.pdf
「人、動物、地域に向き合う多頭飼育対策ガイドライン~社会福祉と動物愛護管理の多機関連携に向けて~(概要)」
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/r0303a/full.pdf
飼い主本人は入院中。「猫たちは家の中に入れてエサをどさっと置いておいてくれ」と言ったとのこと。
この暑さの中、家の中はゴミ屋敷、異常な異臭、それは完全に受け入れ不能な要望です。
私見ですが、この飼い主のしていたことは、【動物愛護法第44条第2項】みだりに給餌・給⽔をやめて衰弱させるなどの虐待に当たります。刑罰がつきます。罰則:1年以下の懲役⼜は100万円以下の罰⾦です。証拠はたっぷりあるので、立件もできますね。





