北本TNR一斉

2019年1月30日、北本にて一般社団法人 全国野良猫対策連合会の行うTNR一斉に参加しました。

朝猫たちの体調をチェック、大丈夫です。北本は前回の行田の距離の半分もないので、比較的楽な気持ちで搬送できました。その日は102匹の手術が行われたそうです。

今回はお手伝いの方たちがたくさんおられて、私たちは何の役目もなく、依頼した5匹の猫ができあがるのを待っていました。私が写真を撮り損ね、受付の写真を頂きました。ありがとうございます。

受付時間が遅めだったので、出来上がりも夕方ちょっと前でした。日中、車内を温めておこうと陽ざしの中に駐車しておりました。太陽の動きにあわせ駐車場内をちょこちょこ移動。

依頼した5匹が出来上がってきましたので、夕方冷えてこないうちに車に乗せ伊藤宅に戻りました。5匹とも麻酔からさめており、寒くないように個々に毛布、その上から又毛布をかけ、一晩休ませました。

手術前日ののら猫捕獲について

今回の最大のターゲットは、夫婦と思われるのら父さんとのら母さんでした。とても関係のよいエサやりさんとそののら猫たちだったおかげで、捕獲器ではなくキャリーケースで捕獲できたのです。

いつものご飯だと思い猫たちが寄ってきて、いつもの小皿にエサをいれキャリーケースの奥に置きました。何の疑いも持たない猫たちは奥まで入り、扉をパタン。無事捕獲完了です。

と、同時に別の場所でも3匹捕獲しました。

捕獲器を設置したとたんに1台に2匹、もう1台に1匹、5分とかからなかったです。おなかがすいていたらしく、速攻でした。

こちらも同じく何の疑いもなく捕獲器に入ってくれました。エサやりさんとのら猫たちの絆がうかがえます。

リリース

伊藤宅で一晩休んだ猫たち。朝様子をみるとみな元気でした。早朝では寒いので、午前10時頃に戻しに行きました。

案の定、扉を開けたとたんにバァーと飛び出していきました。「残りの猫生をエサやりさんと幸せに過ごすんだよ」と送りだしました。

依頼をしてくださったエサやりさんも心配ごとがなくなり安心し、猫たちも繁殖や子育てのストレスから解放され、生殖器の病気のリスクもグンと減り、めでたしめでたしのTNRでした。

これも自腹です。もっとどんどんやりたいと思ってはいますが、自分の生活もあるし無理のない範囲で行っております。県からの補助金があれば、各段とTNR活動が前進できるのだけれどな。