平成31年3月5日、田中えい市議会議員が約1時間、猫についての一般質問をしました。去年の3月から度々質問をしてくれていましたが、今回は大進歩と言える結果を導き出してくれました。1年に渡り粘り強く、諦めず、あの手この手でここまで持って来てくれたことに大感謝いたします。
議会での内容は公文書として残ります。
田中議員がいかにいろいろな他自治体の事例を勉強しているか、いかに先進例を知っているか、いかに動物愛護法令を知っているか、それらを十分に武器にしてとことん追及しておりました。これが記録に残り、私としては大満足です。
一問一答形式で質問している田中議員の気迫に、答弁している担当部長も勢い負けしていましたよ。ボディブローがだんだん効いてきた感じでした。
途中、某議員が県の話するなよ、市なんだからとやじめいたことを言いました。一般質問は、県も絡む話であるから県の話が出たのです。この某議員は、マナーもエチケットもないですね。市民のために一生懸命質問している最中にやじを飛ばすなんて。市民を馬鹿にしていると同じ行為ですよ。いち市民として腹がたちました。
大進歩の内容ですが、坂戸市がどうぶつ基金の行政枠の無料チケットを配布する事になりました。
去年秋の議会報告会で、坂戸市でTNR 活動をしている女性二人が強力に要望していたものです。(私ではありません)
何はともあれ、坂戸市役所がTNR 活動を公認したことに間違いありません。これは大きな進歩です。私はそう思います。
私が欲しいのは県からの地域猫、のら猫不妊手術の補助金です。これについては、3年事業が終わった後の予算だての問題、29年に始まった補助金個人向けの検証結果が出ていないことを理由に見送られました。31年末には結果が出るでしょうからそれまで待つことになります。
傍聴席は満席でした。私がTNR を手掛けた所の関係者の方たちも来て下さいましたし、この一般質問を聞きたい方たちが来ていたようです。
坂戸が行政、市民、ボラとの協働で、慈愛に溢れた命に優しい街になってくれることを切に願ってやみません。